農業をデジタル技術でかっこよく稼げて感動があるものに! by デジタルトランスフォーマー 渡邊智之

デジタルトランスフォーマーの渡邊智之が近未来について語ります。

デンソーのスマート農業事業本格化について

本日はこちらの記事にコメントして行きたいと思います。

昨日の「あさい農園」さんの記事(下記)にも出て来たデンソーさんの取組をクローズアップしたものです。

上記の記事中にも動画ありましたがさらにわかりやすいのがありました。

これ日本一儲かってる農家(農業経営者)だから出来るのかもですがすごいですよね。デンソーさんも出資されているので実際の費用対効果がどうなのかわかりませんが普通のミニトマトを作っていたのでは単年度では赤字なような気がします。数年間の原価償却で考えれば変わるかもしれませんが設備が立派なので、高さを稼いで通常の面積で出来る数倍の収穫量にするなどの工夫がいるでしょうね。

デンソーさんは「デンソーアグリテックソリューションズ」という新会社を2020年に設立されています。こちらの清水社長とはデンソー本社にいらっしゃる際にお会いしたことがあります。

技術紹介に出て来るオランダの「セルトン」という会社の技術もかなり取り入れられているようです。動画上はイノベーションセンターとなってますのでまだこちらも研究開発のレベルなんでしょうか・・・

さらに、ここで難しいのは先進農業王国「オランダ」の技術をそのまま日本の農業現場で使ってもすぐに効果が出るものでは無いってことです。あさい農園さんとデンソーさんがそれらを今後チューニングして行くことになると思います。

また、技術面よりも高いハードルは農作物の市況ですね。オランダが輸出しているような国をターゲットにするのであれば市場はあるわけですが、国内市場がそれにうまく乗ってくれるかですよね。

これらロボットが一人雇用するよりも安くなれば確実に普及して行くのは明らかです。それまでのトレードオフをどう乗り切るかそれがベンチャーだときついと思いますがデンソーさんならしばらく投資出来そうなので期待です!

農学部で博士課程出たような学生をどんどん採用して科学と農業の融合した世界の成功事例を作ってくれることを願っています。

まさに東大卒の農業者続出といった事態・・・笑

さて今日もこの辺で・・・

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