ついにスマート農業でもLINE活用?
今日はこちらの記事を見つけたのでコメントして行きたいと思います。
農林水産省のスマート農業実証プロジェクトにおいて「LINE WORKS」を使うというもの。今回生産者と県の普及指導員をつなぎコミュニケーションをとることでリスクを軽減して行こうというもの。
これを気にLINE活用した農業事例について調べてみました。
こちらは2020年の記事ですがこの時点で既にLINEとの連携に取り組んでいる事例があるのは知りませんでした。このNCXXという企業、農林水産省の職員時代に視察で訪問させていただいたことがあります。
こちらが農林水産省時代に私が作ったレポート
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/it/pdf/ncxx.pdf
JA鳥取西部での活用事例もありました。
この記事を見ていただければ最初の記事で示すユースケースがわかりますね。
こちらにもありました。
変化型で下記のようなものもありました。
帳票を簡単に作るというコンセプトのアプリと連携させて活用するようです。これもいいですね。
各種情報の共有や伝達がスムーズになれば、リスクも減るし、若手農家は早期にスキルアップにつながりますよね。地域の農作物のブランド化を考えている農協さんなどでも効果が想定出来ます。
生産現場ではなく青果市場でのLINEを活用したソリューションを開発しているのが私が技術顧問を務める株式会社kikitoriです。
入出荷関連情報の共有をデジタル化することで正確性やスピード向上、もちろん現場作業の効率化にも貢献します。(下記参照)
機械音痴だとよく言われる農業者ですが、最近ではスマートフォンを所持する農業者も増加しています。スマートフォンを持っていてLINEアプリを使っていない人は日本ではほぼいないでしょうから、普段使いなれているということもあって農業者に受け入れやすいんでしょうねえ~
農業に限らずLINEはプラットフォームになりつつありますよね。LINEと連携した各種サービスがこれからもどんどん出て来ると思います。スマート農業の新規参入組はLINEとの連携アプリをまず考えるというのはあるかもしれません。ただ業務は似通っており、差別化をどうするかという課題はありますが。。。
さて今日もこの辺で。。。
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岸田首相がスマート農業の現場を視察!
今日は、こちらがTwitterに流れて来ましたので共有と共にコメントして行きます!その後毎日新聞にも記載されましたね。(下記)
被災地視察のついででスマート農業の現場も視察したといった所でしょう。
岸田総理は「デジタル田園都市国家構想」などから日本の一次産業に目が向いていると思いますので野村農林水産大臣とタッグを組んで頑張って欲しいです!(下記は関連記事)
新潟県は米どころという事もあり、クボタさんと連携協定を結ばれて進められてますね。
新潟大学さんの取組みもありました。こちらは井関さんとされているようですね。
私の感覚からすると、農地での自動運転農機導入に関してはもう技術がしっかりして来ているので、お金を出してその機能を持った農機を購入すればすぐに効率化の効果は出るはずです。ただ課題は費用対効果ですよそこだけ。
新潟県では他にも農林水産省のスマート農業実証プロジェクトで採択されている案件がありました。私としては自動農機以外の所を期待したいです。
この中でも佐渡には頑張って欲しい!
富士通Japanの社員二人が頑張っているので!
さて、岸田総理の出身広島県はと言いますと。。。
現在の広島県の湯崎知事が先進的な方なので、進んでるだろうと思い調査しましと。やはり進んでました!最近は「ひろしまSeedBox」という名前でスマート農業推進を進められてますね。
元々は「ひろしまサンドボックス」としてデジタル化推進をされており、その中で農業の課題も取り組まれてましたが、切り出した形ですかね。
実は私も「ひろしまサンドボックス」としては少し関わっています。
そちらは農業でなく海上交通系なんですが。。。
参考
https://hiroshima-sandbox.jp/wp-content/uploads/2022/03/project_report_de_03.pdf
いや~しかし、本当に自治体でスマート農業の施策が当たり前に考えられる時代になって感無量です。私が農林水産省職員時代には考えられなかった!
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これからも日本全国の自治体に波及しますように祈って
本日はこの辺で。。。。
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