農業をデジタル技術でかっこよく稼げて感動があるものに! by デジタルトランスフォーマー 渡邊智之

デジタルトランスフォーマーの渡邊智之が近未来について語ります。

スマート農業のメリットは収量アップやコストダウンだけじゃない。

今日はこちらの記事を見たのでコメントして行きたいと思います。

この記事は誤解を生むのでやめて欲しかった。
補助金目的で導入した方々も多く、費用対効果を本当に意識して行ったのか疑問であるからだ。。。

例えば、自動農機を購入するほどでは無い所が購入すればそればこういう結果になりますよね。本来機器の購入ってのは費用対効果を意識して購入するものです。買ってみて使ってみたけど赤字だったは経営者として失格ですよね。原価償却の考え方もどうやったのかわからないのでそこをはっきりと書いて欲しかったです。

この記事の中にも書かれてますが一定の面積が必要なのは本来購入する前からわかって無ければならず、それがわからないような農機は買ってはいけないってことになります。

従って、この結果になったのは「補助金による購入だから」というのが一番の原因なわけです。

表現は悪いですが「クソも味噌も一緒」に扱われた統計データなんてはっきり言って役立たずです。こういう記事が出ると実情を知らない評論家が「これはダメだ」とか言って世論をそっちに持って行ってしまうのがさらに心配です。

本来であれば時間9%減、収量9%増加なんて私の感覚だと誤差範囲で、この結果だけ見たら私なら失敗だと判断します。
スマート農業のポテンシャルはそんなもんじゃ無いはず。前述した失敗した実証やはなから費用対効果が出ないのがわかっていて補助金目当てであった実証のせいで平均が下がってしまってるんです。

この記事でふれられていなくて残念なのは、ベテランの農家のノウハウがどのくらい明文化出来たのか。それら活用により品質の良い農作物が出来て付加価値があがらなかったのか。といった成果の観点が無いことです。

目玉飛び出るくらい高い農機を買わせて、収量やそもそも時間なんて今まで意識していなかった農家に時間意識を持たせることで定量評価しようとしていること自体がおかしいんです。

年収300万円の農家の年収が500万になったとかそういう実績が必要なんです。これに気づいてくれないと税金を無駄にするだけなんだよなあ~

さて今日もこの辺で。。。

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