農業をデジタル技術でかっこよく稼げて感動があるものに! by デジタルトランスフォーマー 渡邊智之

デジタルトランスフォーマーの渡邊智之が近未来について語ります。

就農研修にもスマート農業が入って来ました。

 

本日は上記の記事を見つけたので、コメントして行きます。

長崎県の記事で、就農支援センターなどでもスマート農業のカリキュラムを入れて行こうというもの。

農林水産省の施策で農業大学校のカリキュラムに「スマート農業」を入れて行こうというのは決まっており、そちらはゆっくりですが進んでいます。

何故農業大学校かと言うと農林水産省の管轄であるのが農業大学校だからです。

??となる方もいるかも知れませんが、農業高校は農林水産省の管轄ではありません。文部科学省の管轄なんですよね。

ここがまさに縦割り行政、本当は農業高校とも連携して、次世代農業人材育成の一環したカリキュラムなどが作れればいいんですけどね。

教科書作成などには農林水産省も情報を出すなど関わっているのですが、その位なんですよね。現に私も農林水産省時代に農業経済という科目に初めてスマート農業のことを載せるということで関わりました。

その最新版の教科書がこちらになると思います。

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また農業高校生向けのスマート農業教材を検索してみると下記などが見つかります。

ベジタリアさんが採択されて作られているので「アグリノート」など自社グループの製品に偏ってしまっているのが少し気になりますね。

このあたり、60数社のスマート農業企業が属する私が代表理事を務める「日本農業情報システム協会」に任せてくれればいいのにと思ったりします。

さてこの長崎の記事は、農業大学校でもなく、農業高校でもない自治体の就農支援センターなどでスマート農業を意識されているというのが新しいポイントですね。

レベルは別として、裾野が広がるのは大変良いことなので素晴らしい取組だと思います。

長崎県では既にスマート農業推進方針というものが作られており、これをバイブルとして粛々と施策を進められているように感じます。

令和3年度のスマート農業実証プロジェクトにも果樹で採択されてますね。

こちらの採択件数が多い自治体は、比較的スマート農業に力を入れ始めている自治体と言って良いでしょう。

群馬県などでは「スマート農業」の相談窓口なども用意されています。
素晴らしいですよねえ~(下記参照)

今までは、IT企業が農家さんと二人三脚で進めて来た感じですが、農家に近い立場の人が、スマート農業の導入を進めてくれたら一気に加速するのは間違いありません。

まだまだ事例としては少ないですが、地域の農家、地域の農業、強いては日本の農業のさらなる発展に向けてこのような活動が自治体まかせではなく国策でどんどん進んで行くと良いなと思います。

昨日新農業大臣のことにもふれましたが、まさにここに期待ですね!

では今日もこの辺で。。。

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