農業をデジタル技術でかっこよく稼げて感動があるものに! by デジタルトランスフォーマー 渡邊智之

デジタルトランスフォーマーの渡邊智之が近未来について語ります。

IoTかかし?アイデア的には素敵。

 

本日は上記の記事を見つけましたのでこちらにコメントして行きます。

記事を見た限りではかかしの横にセンサーが置いてあるだけですが
コンセプトは良いなと思います。

旧来畑や田んぼの中にあるものがデジタル化されたとなれば理解がされやすいからです。

こちらのコンセプト既にソフトバンクさんが考えられていて下記のe-kakashiという名前で製品化されています。

こちらはまさに通常のIoTセンサーなので、かかしの役割である鳥獣対策も折り込まれればまさに未来のかかしになりますよね。

農業用のセンサー拡販の難しい所は値頃感ですよね。
従来のかかしは廃材などで作られているので実質無料ですから
それがウン万円になった時に買ってもらえるかというのが
ハードルが高いんです。

そこで、田んぼや畑に立っているからと言って農業の目的だけに立たせなくても良いのではと私は思っています。

農道は、近所の小学生やお年寄りも通りますよね。
子供や老人の見守りや災害、犯罪などの予防にも使えれば少々高くても良くなるのではと思っています。

現に山梨県で果実の盗難抑止用のカメラを設置したエリアは地域の犯罪件数じたいが減っていると聞いています。(下記参照)

IoTかかしにカメラが搭載されていれば、通学中の子供のランドセルに発信機をつけるなどのソリューション類も既に出ていますのでこれらと連携することでさらに安心につながりますよね。

認知症になられた老人の方などが行方不明になることも田舎ではよくあるのでそちらにも役立てられると思います。

犯罪や災害の発見にも役にたちますよね。高級な農作物の盗難の被害は年々増えていますし、山火事や洪水なども地域で早期に発見できれば多くの命を救うことにつながるかもしれません。

従って、農業が地域産業として大きなポジションを占めている地域では農地にこれらIoTセンサーやIoTかかしを広域に設置することで農業者だけでなく地域住民サービスの向上にもつながる可能性があるのです。

気にしなければならないのはこのIoTセンサー(IoTかかしも含)自体が盗難にあったりする可能性もありますよね。省電力で動くGPSなど搭載するなどの工夫が必要ですね。

またかかしと言えば本来動かないものですが、必要に応じて動くかかしがあっても良いですよね。収穫の手伝いなどしてくれたらまさにかかし型ロボットになります。

そこまで行くと一体数百万いや数千万かな?とかになりそうなので従業員やアルバイトを新規に雇うよりも費用対効果が得られるものになればいつかは実現に至りそうですよね。

この記事だけでかなり輝かしい農業の想像ができてウキウキしますねえ~
なんにせよ現場で頑張っているファーモの永井洋志社長を応援したいです。

facebookではつながっているんですがまだ会えていないのでいつか対談でもしたいですな。。。

では本日もこの辺で・・・

8/25更新
最近はファーモさんの記事が多いですね。