農業をデジタル技術でかっこよく稼げて感動があるものに! by デジタルトランスフォーマー 渡邊智之

デジタルトランスフォーマーの渡邊智之が近未来について語ります。

書籍「ファーストペンギン」を読んで

坪内さんの半生をドラマ化した「ファーストペンギン」が始まったタイミングでご本人が同名の書籍を出版されましたのでこちらを早速入手して読ませていただきました!

前作の下記も読ませていただきましたがさらに詳しい記載や前作以降もさらに波瀾万丈であったことが良くわかる作品です。

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漁業系の話なので自分には関係無いと思われる方も多いかもしれませんが、優れた経営者の一人のストーリーとして読んでいただければと思います。
また老若男女関係無く読んでいただける作品と思います。

DX(デジタルトランスフォーメーション)やSDGsカーボンニュートラルなど新しいことにチャレンジしなければならない状況に全ての人がさらされていると思っているからです。ファーストペンギンになって行動しなければ何も起こりません、変わりませんってことですよね。

特に「日々つまらないな~でも何かしないとなあ」と思われている方には自分を奮起させるには非常に良い作品と思いますよ。

さてなぜこんなに推しているかと言うと年齢や性別は違えど私と重なる所が多いんですよねえ。

・幼少期に体が弱く食物アレルギーがあったこと。
・悪事を憎んで人を憎まないところ
・地球目線で何事も考えているところ
・どんなにひどい嫌がらせにあっても自分はまわりの人に恵まれていると思っているところ。
・どんな課題もどうにか乗り越えられると考えているところ。
・人の命よりも大事なものは無いと思われているところ。
・劣れゆく一次産業をどうにかしたいと考えているところ。
・一次産業という変化を嫌う方々を良くしたいと考えられているところ。

こんな所でしょうか。。。

勝手に同士にしてしまっていますが、今回読んで私もまたいろんなことにチャレンジして行かねばなと奮起させられたところです。笑

彼女まだ36歳なのでこのストーリーのスタート時点では20代前半ってことになります。自分がその年齢の時にこの問題意識もってればな~と読んで後悔することもありますが、年齢は戻って来ませんので今からでもどんどん挑んで行きたいと思います!

では今日はこの辺で。。。

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農村型地域運営組織(農村RMO)って知ってますか?

農林水産省が活気が無くなりつつある農村の復活支援ということで行っているものです。農家が減っている農村を持続可能にするための喫緊やれねばならないことですよね。

直近では農村RMO推進研究会なるものが出来ていてつい先月第一回の研究会が開催されたようです。残念ながら私のアンテナが低く見過ごしてしまってました。下記のようなしっかりしたHPが出来たてホヤホヤな感じなのでこれから農林水産省としても力を入れて行こうをしているんだと思われます。

岩手県遠野市の事例がここでは紹介されていました。

スマート農業の話がいつ出てくるのか?と期待されている方がいらっしゃるかな?

変わったのは来年度この予算にデジタル化推進の施策についても積んで良いことになりました。
このタイミングに地域のスマート農業推進計画を策定してみてはいかがでしょうか?

もしこれら策定を計画されるなら私がお手伝い出来ることがあります。

日本で初めて自治体でスマート農業推進計画をまとめた岐阜県のスマート農業推進委員会の委員長を務めさせていただいたり、那須塩原市のスマート農業推進計画ではブレーンとして参画させていただきました。

これからこれら計画立案を考えられている自治体の皆様、ぜったい損はさせないのでお声がけください~笑

それでは今日もこの辺で。。。

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ドラマ「ファーストペンギン」のモデル坪内さんもすんごい人。。。

本日こちらのドラマが始まったのでコメントして行きます!

1話のダイジェストがこちら。。。

女性版「半沢直樹」言っても過言ではありません!
絶対面白い、特に女性は痛快で絶対すっきりすると思います。

まさにこの変化の世の中で一次産業現場ってなかなか変革出来ないんですよね。しかもまさに男社会の漁業の現場で女性がどんどん切り込んで全て良い方向に持って行く事実をベースにしたお話です。

さてこのドラマフィクションではなくほぼ実話です。
このモデルになったのがこの方

お互い現場は農業と漁業で違いますけど、苦労しているという点で無茶苦茶共感し、しかも女性でこれら解決されていて脱帽の方です。

見る時に一次産業のことで自分に関係無いと思って見るのではなく、一人のビジネスマンとして見てください。

今の自分このままじゃまずいかもなあ~て感じると思いますので
これを気に何かはじめていみませんか?

何か自分の中でモヤモヤしていたことを一つでも良いのでやってみましょう!

私は普段「スマート農業」を題材にしていますが
水産でも「スマート水産」という動きがあります。

坪内さんは直接ICTにはつながりませんが、組織や人の変革が大事であるってことが良くわかっていただけると思います。

本日ドラマ放映時間にclubhouseで番組をされていたので
坪内さんにドラマ放映後におめでとうと言えました!!

clubhouse上でしかお話したこと無いんですが、、、
勝手に同士と思っており、自分のことのように嬉しかったんですよねえ~
clubhouseでお話した際(3月頃)にドラマ化の話も聞いていたので
余計に応援しちゃいます!
なので僕のお友達の皆さんも是非見てください!!!

なおこのドラマの放映と同じタイミングで同名の書籍も出されていますのでこちらもご興味あれば。。。

さて今日もこの辺で。。。

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「エムスクエア・ラボ」社長の加藤百合子さんはすごい人。

今日はこちらの記事を見つけたのでコメントして行きます!

「エムスクエア・ラボ」社長の加藤百合子さんの記事なのでほっておけない。。。笑 記事にがっつり年齢が入るのは日本の新聞ならではなんだろうか。。。笑 48には見えないっす。ホント・・・

表題通り、すんごい人なんですが人当たりが良くて太陽みたいな人なんです。一度会って話したら皆ファンになると思います。

最近話題の「やさいバス」の取組についてご説明していただいている動画がありましたのでご参考に。

さてこの記事の冒頭に出て来る日本の農業者の数、これ農業に興味が無い人は全く知らないと思うんですが現在約122万人です。

この20年間を平均すると年間10万人近くの農業者が減っていてこのペースで減って行くと日本の農業者はあと12年でいなくなることになります!
びっくりですよね!!

そこでロボットの出番となるわけですが、この開発に上記加藤さんが関わっているわけです。「東京大学NASA→農業」って異色すぎる経歴。

農業者が減るってことは、一人当たりが作る面積が年々増えて行くんですよ。結果今までの経験と勘、さらに多くが手作業という農業のやり方では人手不足になるのは皆さんも簡単に想像出来ますよね!

ロボットの話すると「コストがあわない」とかすぐ言われてしまうんだけど。実情はロボットを投入しないともう日本の農業やって行けない!という状況に刻々とせまっているわけです。

「エムスクエア・ラボ」さんとしては異業種の目線で農業者の日々の努力を見える形にして生産者につなぐということを頑張られていました。私が農林水産省の職員時代に大阪でロボットを使った農業をされている「フューチャアグリ株式会社」(下記参照)さんとつないだあたりから一気にロボットに目覚められた感じですね。

そして昨今はロボットと共に最初の動画にある「やさいバス」も展開されています。とかく農作物って遠距離移動しますが地産地消が本当はベストなんですよね。「やさいバス」がこれを解決してくれ、フードロスの削減にも通ずると思います。

スマート農業を推進していると「血の通わない冷たい人」みたいに思われてしまうことがあるんですがIT側にいる人間ほど「人のつながりが大事」だと思っていると僕は感じています。そういった意味でこれからの若者の育成やその育成を我々大人がちゃんとしたコミュニティを作って持続可能なものにしていく必要があるんだなと加藤さんの記事を読んで再度自分に言い聞かせてみました。

農業に限らず、若者が自分のやりたい事を見つけてチャレンジ出来る世の中にして行きたいなと思います!失敗してもちゃんと持続可能な世の中に。失敗を起こした人を総攻撃するのではなく再チャレンジしやすい世の中に。

さて今日はこの辺で。。。

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農業DXってどんなこと?

今日はこちらの記事を見つけたのでコメントして行きます!

早速ですが冒頭「「農業DX」は、農林水産省のプロジェクト「農業DX構想」に基づき行われます。」とはじまるのですがそんな狭義な範囲ではありません。農業現場で行われているデジタルを活用した改革は全て入ると思います。

恐らく農林水産省が昨年「農業DX構想」というものを公表してるからこういう書き方になるんだと思いますが、これが出た時僕はどんな素晴らしい事が書かれているんだろうとワクワクしながら目を通したのですが、結果あまり得るものは無かったという僕としては少しがっかりした位置づけの資料です。

農業DXがスマート農業と表現される取組を包括するという表現はあっていると思います。要するに「スマート農業×ANY=農業DX」といった感覚で僕はいます。
ちなみに「農業×ANY=HAPPY」と説いているのが株式会社エムスクエア・ラボ 代表取締役加藤百合子さんです。(下記参照)

加藤さんは私が立ち上げた「一般社団法人日本農業情報システム協会」の創業時に一緒に理事になっていただいた方でもあります。
日々日本の農業の為に新しいチャレンジをされてますので活躍に注目してみてください。

加藤さんと一緒に登壇したイベントの動画がこちら

農業DXの目指すべき姿は、私が以前から説いている「Nober」が一つのゴールだと思っています。(下記参照)

食・農業に関わる関係者全てが同じデータベースにアクセスすることで二重、三重の入力などを無くすだけでなく、全ての農作物のトレースが出来、盗品や模造品などが流通せず、プレイヤー全てが幸せになる姿です。

政府が進めるWAGRIの中では「スマートフードチェーン」という言葉を活用して実現に向けた検討が進められています。(下記参照)

ここから派生したのが「ukabis」です。こちらも取組として注目いただければと思います。(下記参照)

個々で取り組まれているように流通、物流、外食などの企業を巻き込んだ最適解につなげて行けるとベストですよね。

農林水産省のHPに掲載されている取組事例

冷蔵庫にある食材をAIが常に管理し、現在あるものから何を仕事帰りに買って帰ればどんなメニューの料理が作れるかなどリコメンドしてくれる未来を早く実現できればと思います。

農業DXはまだ走り出したばかりです。皆様からのコメントや政府への働きかけがありがたい時期です。おかしいと思えることはどんどんボトムアップして行きましょう!

なお直近clubhouseに登壇致します。早朝なのでもし起きていれば聞きにいらしてください。(下記参照)

内容はこちら
「【10/5 7:00#503】『観光と農業と地方創生Vol.7』(^^♪渡邊智之&山田桜子 農林水産業をAI(人工知能)やロボットで支援。安心・安全で高付加価値な農林水産物の物流でイノベーションを起こし、新たな職業や新たな雇用を生むことで、地域の活性化や地方創生に貢献する事を目指す。一般社団法人日本農業情報システム協会 代表理事スマートアグリコンサルタンツ合同会社 代表/CEO渡邊智之さんと北海道二風谷でアイヌ文化継承をベースに観光ベンチャー株式会社NEPKIを興した山田桜子さんとMo7トーク(^_-)-☆」

それでは本日もこの辺で。。。。

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22/10/26開催 全国オーガニック給食フォーラムについて

本日はこちらのイベントについてご紹介いただきましたのでコメントして行きたいと思います!

小学生や中学生のお子様がいる課程でないとあまり給食って身近では無いと思うのですが、オーガニック野菜で給食作るのって結構大変なんですよ。

私もうろ覚えですが給食費って一ヶ月でだいたい2000円代ですよね。そう考えると一色100円程度しかコストをかけれないってことなんですよ。

これ人件費も含めて考えたら確実に赤字明白な感じじゃないですか。結果自治体が補填によりどうにか担ってると想定されますよね。

その中でコストを抑える為に安い食材に走らざる得ない状況になるのは想像出来ますよね。とは言え育ち盛りの子供達には良いものを食べさせてあげたいという親心もあります。

このトレードオフに給食の食材選定の現場では苦しんでいるんじゃ無いかなと思われますよね。

こちらのイベントでは既にオーガニック給食に切り替えられている自治体様の事例などが紹介されるようです。

これから取り組みたい自治体としては先駆者の苦労や失敗談が聞ければありがたいですよね。

下記にその取組自治体の状況をマッピングしたサイトがありました。

このイベント千葉県いすみ市太田市長が実行委員なんですが下記の動画でここまでのご苦労を語られています。やっぱりトップと熱い思いの職員がセットでいると物事が良い方向に進みますね!

上記動画のインタビュアーの小谷あゆみさんは「ベジアナ」(商標取得済)と名のって活動されているフリーアナウンサーで、農林水産省職員時代に私が関わっていた農業女子プロジェクトでも大変お世話になった方です。

なお私の注目は「農業消滅」という書籍を書かれている東京大学の鈴木宣弘先生のお話ですね。数年前から行政に問題提起されており、少しずつですが変わって来ていると信じたいです。

それが「みどりの食料システム戦略」(農林水産省)です。(下記HP参照)
環境保全の観点で有機農業を増やして行くという趣旨です。

今回のイベントを知ったので先生の書籍も購入してみました。

下記に書籍と同じ名で講演されている動画がありました。

こちらのイベントオンラインでの参加も出来ますので是非ご検討くださいね!
さて今日はイベントの紹介させていただきましたがスマート農業と有機農業って全く両極端の世界なんじゃないか?と良く言われるんですが、実は人間の経験と勘に頼ってる所こそデジタル化することで劇的に変化が起きるので親和性は逆に高いと私は思っています。

有機農業化をデジタル技術で支援出来る日を夢見て継続頑張りたいと思います!
では本日はこの辺で。。。

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新潟のスマート農業はやはりコメ?

今日はこちらの記事についてコメントして行きます!

TドローンやIoT水門、無人ラクターなどを導入されて農業をされている「株式会社白銀カルチャー」さんの取組紹介的な記事ですね。

「株式会社白銀カルチャー」さんは2003年設立とのことなのでまだ比較的若い農業法人ということで新しい事にどんどん取り組まれている印象です。

直近では「水まわりくん」という自動給水機器を導入されておりその紹介動画が下記にありました。

この「水まわりくん」を提供されているのが「株式会社ほくつう」さんですんね。こちらも見てみると給水シーンによっていろいろなタイプが選べるように見えます。

見回りを含んだ水管理の仕事は稲作農家の仕事を多くを占めているのは東経などからも明らかになっていますのでここが軽減されることで動画の中でもおっしゃってますが「他の仕事が出来る時間を作れる」というのが大きなメリットと思います。その分生産性が上がるって事ですからね。

農林水産省のスマート農業実証プロジェクトにも採択されているようでその時の実証動画も公開されてました。近未来の農業の想像がこれで皆様にもつくと思います!

新潟クボタさんとタッグを組んで進められているように見えますね。

その他既存の農機に後付け出来る「ニコン・トリンブル」さんの機器も使われているようです。

こちらは農林水産省職員時代に北海道に視察に行かせていただいた時に私も試乗させていただきました。

米所新潟ですが各種農作ほ物も作られており、そのあらゆるシーンで最新技術を取り入れようと試行錯誤されている姿は素晴らしいですよねえ~

この意気込みこれから農業をされる若者にも見習って欲しいなと思います。

さて新潟市のスマート農業推進状況について調べてみますと
上記では新潟クボタさんと組まれていますが、直近は井関さんと連携協定を結ばれていますね。

また目新しいのは「農業データシェアリング実証プロジェクト」なるものを立ち上げられているという所でしょうか。農作業日誌アプリ「アグリノート」を展開されている新潟市に拠点を置くベンチャー企業「ウォーターセル 株式会社」さんや農薬メーカーの「日本農薬」さんが参加されているのが注目です。今後のこれらデータ連携による成功事例を期待したいですね。

最後にこれらを調査していて見つけた「にいがたを贈ろう!」キャンペーンなるものをおまけで紹介します。新潟市の農作物の送料無料とのこと。この機会にお試しくださいね!

さて今日もこの辺で・・・

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